|
[ DVDレコーダーの疑問点・注意点 ] DVDメディアの違い 一口にDVDディスクと言っても、いろいろな種類のメディア(ディスクの形式・種類)があり、目的や用途によって使用するメディアが違います。また、レコーダーの機種や放送方式によって使えるもの、使えないものがあり、注意する必要があります。このページでは、さまざまな規格が乱立して非常にわかりにくいDVDメディアの違いについて説明します。 [ メディアの使い分けについてはDVD記録方式の違い(ビデオモードとVRモード)のページも併せてご覧下さい。 ] ※このページではDVDにハイビジョンの録画ができない「DVDレコーダー」・「ハイビジョンレコーダー」について説明しています。ブルーレイレコーダーについてはこちらをご覧下さい DVDレコーダーには「録画用」のDVDメディアを使用 DVDメディアには録画用とデータ用が 市販されている記録用DVDメディア(ディスクの形式・種類)には「録画用」「データ用」の2種類があり、録画用メディアのパッケージには「録画用、録画時間○○分」「ビデオ用、録画時間○○分」、データ用は「テータ用、4.7GB」等と表記されています。レコーダーでは通常、録画用のメディアを使用します。データ用は主にPC向けとして販売されています 録画用のパッケージに書いてある録画時間は録画画質が標準モード(SPモード)で録画した場合の録画時間です。VHSのように画質を落とせばさらに長時間の録画が可能です。例えばSPで120分なら、LPモードで240分など。逆に高画質にするならXPモードで60分などになります。 録画用DVDメディアの種類 現在の所、以下のDVDメディアが存在しています。 1回書き込み型
書き換え型 -R +R -RAM -RW +RW、CPRM、DL といろいろあり見た目も名前も似ていますが、少しずつ構造が違います。メーカー・機種により、使えるメディアが決まっていますので注意が必要です。「DVD」の文字の次の記号が「−」と「+」でも違う規格のメディアになりますので見間違いに注意して下さい。 現在、多く使われているのは この中で比較的普及しているのは1回書き込み型の DVD-R、書き換え型の DVD-RAM、DVD-RWです。また、+のついたメディアは録画対応機器が少なく、使用機種が限定されます(ソニー中心)。 メーカーの都合で似た役割の規格が乱立していますが、各機器がメディア毎に対応していなければ互換性がない(使用できない)、というだけでなく、各メデイアで使い方も少しずつ異なります。これらのメディアの使い分けについてはDVD記録方式の違い(ビデオモードとVRモード)のページで説明していますので合わせてご覧下さい。 1回書き込み、書き換え型の違い 1回書き込みのメディアは文字通り1回のみ書き込みが出来、中身を消したり書き換える事が出来ません(記録方式により、見かけ上削除して読めなくすることが出来る場合もあります)。記録速度は書き換え型よりも速いものが多いです。 それに対して書き換え型のメディアは1度記録したものを削除し、繰り返し再記録、再利用ができます。記録速度が1回書き込み型より少し遅くなります。 DVD-R、DVD+Rの違い どちらも1回書き込み型ですが、記録方式、使用方法に違いがあります。使い分けについてはDVD記録方式の違い(ビデオモードとVRモード)のページをご覧下さい。 書き換え型 DVD-RAM、DVD-RW、DVD+RWの違い DVD-RAMとDVD-RW、DVD+RWはどれも書き換え型ですが、書き換え可能回数に違いがあり、DVD-RAMが10万回、DVD-RWとDVD+RWが1000回です。録画用としてなら通常どちらでも十分な書き換え可能回数ですが、もし非常に頻繁に書き換える用途に使うならDVD-RAMを使用すると安心です。(カートリッジ入りのメディアもあり) また、記録方式、使用方法にも違いがあります。これらのメディアの使い分けについてはDVD記録方式の違い(ビデオモードとVRモード)のページを覧下さい。 DVD-RAMにはカートリッジあり・なし、片面・両面タイプが DVD-RAMには カートリッジに入ったもの もあり、さらに 両面タイプ(5.4GB・240分) 、 片面タイプ(4.7GB・120分) の2種類あります。両面タイプは手で裏返して使用するようになっていて、自動での裏返しはできません。また、両面タイプは片面タイプの2倍録画できます。 カートリッジありのDVD-RAMメディアは、ディスクがカートリッジで保護されているのでキズやホコリに強く手軽に扱いやすいので、同じディスクを何回も繰り返し取り出して使用する場合に便利です。通常のむき出しのディスクと違い、ビデオカセットテープやフロッピーディスクのように手でしっかりとつかんで持つことが出来、小さな子供やお年寄りでも扱いやすい形態です。 ただし、カートリッジありメデイアの対応機種(メーカー)が限られていますので注意して下さい(パナソニック、東芝の機種のみ)。非対応機種で使う場合は、カートリッジからディスクを取り出して使用することもできます。なお、カートリッジなしのディスクに比べて価格は少し割高になります。 カートリッジなしの両面タイプのディスクはあまり販売されていません。 「CPRM対応」とは・・・デジタル放送も録画可能 「CPRM対応」というのは著作権保護技術のCPRMに対応しているということで、地上・BS・110度CSのデジタル放送はこのCPRM対応のメディアでないと録画・ダビング(移動)できません。(アナログ放送はどのディスクでも使用できます。) デジタル放送の番組には原則すべてにコピーワンス制限がかけられており、1回のコピー(録画)のみ認められています。レコーダーのHDDまたはDVDに録画した段階で「コピー1回」とカウントされます。 HDDに録画したコピーワンス番組をDVDにダビングするとHDD側のデータは消去され、番組がHDDからDVDに移動した形(ムーブ)になります。この場合やコピーワンス番組を直接DVDに録画する場合、DVDメディアがCPRMに対応したものしか使用できないようになっています。 DVDに移動・録画されたコピーワンスの番組は、再びHDDに戻すことは出来ません。DVD上での編集や削除のみ行えます。 デジタル放送の録画に使用するメディアを購入する際は、「CPRM対応」かどうかを確認して下さい。 CPRM対応の「録画用」メディアは この4種類のみです。 CPRM対応についての注意点・留意点 DVD-RAM、DVD-RWは全対応 DVD-RAMとDVD-RWは録画用のものは通常どのメディアもCPRMに対応しています。 DVD-R、DVD-R DLは非対応ディスクもあり DVD-R、DVD-R DLは上の「録画用DVDメディアの種類」の項目にあるように、録画用のものでもCPRMに対応しているものとしていないものがあります。コピーワンス(デジタル放送の録画)には「CPRM対応」の表記があるもののみの対応ですのでメディアの購入時には注意が必要です。 「+」が付いたものはすべて非対応 DVD+R、DVD+R DL、DVD+RWといった「+」が付いたものはすべてCPRMに対応しません。 CPRM対応のDVD-Rは比較的新しい規格であり、対応レコーダーが少ないので注意が必要です。非対応機器では再生も出来ません。どのレコーダーもDVD-RAM、DVD-RWには必ずどちらかまたは両方の再生に対応しています。 「DL」とは・・・2層書き込み、大容量 DVD-R DL、DVD-R DL CPRM対応、DVD+R DL の「DL」とは、「ダブルレイヤー」の略で、2層書き込み可能なメディアのことです。ディスク片面に2層に重ねてデータを書き込むことにより通常の1層書き込みディスクの約1.8倍の容量を書き込む事ができます。録画用ですと標準モード(SP)で215分になります。 長時間録るか、高画質にするか 1層メディアの約1.8倍の容量があるということはその分長時間録画するか、高画質で録画する事ができます。標準モード(SP)で録画したいのに1枚2時間では短すぎるという場合や、標準モード(SP)の画質に満足できない、最高画質で1時間以上録画したいという場合に使用します。 対応機器は少なめ DVD-R DL、DVD-R DL CPRM対応は比較的新しいメディアであり、対応レコーダーが少ないので注意が必要です。非対応機器では再生も出来ません。 1回書き込み型DVD-Rは低価格 書き換え型に比べて1回書き込み型は編集できませんがダビング時の記録速度が速い上に、価格が安めです。中でもDVD-Rが最も安く、そのためアナログ放送の録画用にDVD-Rがよく使われます。 ただし安いのはCPRM非対応のDVD-Rだけで、デジタル放送が録画できるDVD-R CPRM対応メディアは非対応メディアに比べて少し高めです。2層書き込みのDLメディアも同じく価格は高めです。 録画用DVDメディアの記録速度(倍速表記)について 録画用DVDメディアに表記してある「1-8倍速」などの表記はメディアへのデータの記録速度で、レコーダーではHDDからDVDへ高速ダビングする時の速度(スピード)です。DVDの記録速度「1倍」とは、「単層ディスクに容量いっぱい(4.7GB)記録するのに1時間かかる速度」です。1倍だと標準モードで録画した2時間番組(容量いっぱい)を高速ダビングするのに1時間かかることになります。2倍なら約30分、8倍なら約7分〜8分ということになります。 何倍速で記録できるかはメディア側だけでなくレコーダー側の対応でも変わってきます。例えば「1-8倍速」のメディアの場合、レコーダーが8倍まで対応していれば最高8倍で、4倍まで対応していれば最高4倍速で記録されます。逆にレコーダーが8倍速対応でも、1-4倍速のメディアを使うと4倍速での記録になります。 記録速度が上がるとダビングが早く終了しますが、DVDドライブの駆動音が少し大きくなります。また、高倍速対応のメディアほど価格も高くなります。ダビングを特に急がない場合は低倍速のメディアを使うことでDVDドライブの駆動音を小さくでき、メディアの購入費用は安く済ませることができます。 レコーダーが最高何倍速まで対応しているかは、カタログ等にある仕様表の対応メディア欄(「8X-SPEED」等の表記)やドライブ欄(「最大16倍速」等の表記)を見るとメディア別にわかります。通常、DVDレコーダーはDVD-R、DVD-RAMなど複数のメディアに対応していますが、それぞれのメディアで対応記録速度は異なります。 録画用とデータ用の違い 録画用のメディアは120分、データ用は4.7GBなど容量の表記が違うほか以下のような違いがあり、相互利用できる場合とできない場合があります。 [表記例] … 録画用−120分等 データ用−4.7GB等 私的録画補償金…販売上での違い 録画用メディアの販売価格には「私的録画補償金」が含まれています。補償金の額はカタログ表記価格の50%にあたる基準価格(卸値)の1%です。これがデータ用メディアには含まれていないのですが、金額が小さいので実際の販売価格にあまり影響はありません。 CPRM対応…中身の違い 録画用のメディアは著作権保護技術のCPRMに対応できるものはしており、対応メディアにはディスク固有の識別コードが記録されています。地上・BS・110度CSデジタル放送は無制限コピー防止のため、このCPRM対応のメディアにしか録画・記録できないようになっています。(録画用でもDVD-R等のCPRM非対応のディスクにはデジタル放送の録画は出来ません。) データ用のメディアは通常、このCPRMに対応していません。 DVD-RAMの初期化(フォーマット)…中身の違い 録画用のDVD-RAMは録画用にVRモードで初期化(フォーマット)がされた状態で販売されています。 データ用のDVD-RAMは初期化(フォーマット)がされていません。 録画用、データ用の相互利用・流用について アナログ放送にはコピーワンス制限はありませんので、余ったデータ用のメディアを録画用に流用することが出来ます。DVD-RAMの録画用の初期化(フォーマット)もレコーダーで行えます。デジタル放送の録画にはCPRM対応が必要ですので、CPRM対応の録画用メディアしか使用できません。 録画用のメディアをPCで使用することもできます。PCでPC用のフォーマット(初期化)も行えます。 メーカー、品質 DVDのメディアを購入する際は、国内有名メーカー製の製品を選ぶことをおすすめします。(マクセル、TDK、三菱化学、太陽誘電、ソニー、パナソニック、ビクター、フジなど) なお、各レコーダーには説明書等に推奨メディアが表記されていますので、それを使用すると確実です。 DVDのメディアには有名メーカー製に比べて非常に安い値段で売られている海外製のものがありますが、品質管理が不十分な製造設備・製造工程のため性能や品質の悪いものがあったり、不良品が多数混じっていることがありますので避けることをおすすめします。このようなメディアは別の機器で読めなかったり、しばらく時間が経つと全く読めなくなる場合もあるようです。保存用には使用できないと考えてください。 DVDレコーダーの
基礎知識 DVDレコーダーの
疑問点・注意点 DVDメディアの違い
家電選び参考所
サイトメニュー |