[ DVDレコーダーの疑問点・注意点 ]
パナソニックBDレコーダー互換性問題
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現在発売されているブルーレイレコーダーでは、各社各機種でBDにダビング・録画された番組は、DRはじめSR・HXなど全録画モードで全メーカー再生互換性がありますが、2008年3月までに発売されたパナソニックのブルーレイレコーダー(DMR-BW900・800・700/DMR-BR500)でのみ、ブルーレイディスクに”DR以外(AVCのHG・HX・HEモード)で高速ダビング”した番組が、ソニー等他社のレコーダーやプレーヤーで再生できないという問題があります。このページではその点について説明します。
ブルーレイレコーダーの録画モード、録画時間など全般については
こちらのブルーレイレコーダーのページをご覧下さい。詳しく説明しています。
< ↓ 2008年3月以前発売のパナソニック機種についての注意です ↓ >
(対象機種=DMR-BW900・800・700/DMR-BR500)
再生互換性についての注意
(2008年3月までのパナソニック機種互換性問題)
2008年3月までのパナソニックの機種でAVC長時間録画したディスクの再生互換性
2008年3月までに発売されたパナソニックの機種(DMR-BW900・800・700/DMR-BR500)でブルーレイに「DR以外(AVC:HG・HX・HEモード)でBDに高速ダビング」したものは、ソニー等他社のレコーダーやプレーヤーで再生できません。これは当時のパナソニックが他社と互換性のない独自の記録方式を採用していた為です。(なぜ、このようにしてしまったのかは不明です。)
※放送画質そのままで容量を多く使う「DRモード」は互換性があります
互換性のある方式でAVC記録するには番組をHDDに録画後、BDへのダビング時に「音声固定」に設定して実時間ダビング(番組収録時間かかるダビング)が必要になります。音声固定はダビング時のみ設定可能な為、音声固定でHDD録画した上で高速ダビングということはできません。サラウンドも無効になります。
また、DR以外からDR以外への音声固定・実時間ダビングでは2度圧縮することになるので画質が劣化します。DRからDR以外へのダビングでは圧縮は1度のみですがその際こちらも実時間ダビングになり、高速ダビングはできません。
2008年3月までのパナソニック機種は、DR以外の高速ダビングでは再生互換性無し
つまり2008年3月までに発売されたパナソニックの機種で、DRモード以外で再生互換性を確保するには高速ダビングができないので、頻繁にダビングをするには非常に不便な仕様になっています。
<2008年5月に発売された三菱のレコーダーも上記のパナソニック機種と同様です。>
ソニーの機種は再生互換性あり
逆にソニーのレコーダーで録画・ダビングしたBDは、どのモードでも各社のプレーヤーで再生できます。DR以外(AVC:SRなど)の高速ダビングでも互換性のあるBD記録が可能です。
● 2008年秋モデルからは、問題解消 ●
以上のパナソニックブルーレイレコーダーの互換性問題は2008年9月以降発売の機種では解消されています。2008年9月以降発売の機種(一例)では、DRモード以外で録画・高速ダビングしたディスクもソニー等他社の機種で再生できます。パナソニック独自の音声記録方式の採用は取りやめられ、他社と互換性のある方式に変更されました。
2008年3月までに発売のパナソニックの機種についてのみ、再生互換性に問題があります。
現在発売されているブルーレイレコーダーでは、各社各機種でBDにダビング・録画された番組は、DRはじめSR・HXなど全録画モードで全メーカー再生互換性があります。
ブルーレイレコーダーの録画モード、録画時間など全般については
こちらのブルーレイレコーダーのページをご覧下さい。詳しく説明しています。